猿神大学

数学についてあまり書きません。

論文を書かなきゃ…と思っている話。

ブログを始めてからここまで、数学っぽい話題が一切ないですね。
三角関数ちゃそです。

はい。

論文を書かなきゃ…と思っています。
思っています。
ホントはいい人なんです。信じてください。

0から書くというよりかは修論の英訳・まとめ直しになるのですが、仕事から帰ってきて家事やってシャワーを浴びた頃には、結構体力が持っていかれています。
とりあえずはまとめ直しの方をぬるぬるこなしていきたい。
英訳は、いいや。後回し。

働いてみて思ったのは、通勤時間を有効活用したい!ということです。
現在は、過去のブログでも述べた通りEvansや自分の研究の周辺の論文を読みながら通勤しています。
僕は読んだことをTeXにまとめたい欲求がすごいので、仕事終わり家事終わりのへとへとの状態でパソコンを立ち上げると、「論文書かないと~!」というキモチと「今日読んだところTeXにまとめたい~!」というキモチがバトルします。そして、戦った結果、最終的にクソみたいなブログを書いてます。一番ダメなオチですね。

明日からはしばらく在宅になるので、ここで論文執筆に精を出したいところ。どぴゅ。

以下、思考のメモです。

今日読んだ論文は以下の論文です。

projecteuclid.org

「今日読んだ」と言っていますが、3月末くらいからゆるゆる読んでいます。3月中旬に指導教官と「今後の研究テーマ」についてディスカッションをしたのですが、その問題を解く足掛かりがないので、手探りでヒラメキを得ようと模索しているところです。

上の論文の内容としては、「有界開集合\Omega \subset \mathbb{R^n}を定義域に持つ2次元ベクトル値関数u_{\varepsilon}の挙動について、エネルギー汎関数を制限することで情報を得ることができそう」といった印象を受けました。僕は、エネルギー汎関数に制限を加えて関数の挙動を掴むマンなので、こういう観点で論文を読むことが多いです。
上の論文の途中計算についてですが、\Omegaが非有界の場合でも、適当な仮定の下では同様の計算ができそうです。
例えば、対応する微分方程式に適切な境界条件を課す(無理矢理勾配流にしちゃう)とかすればよさそう。

で。僕は上の論文を

「今後の研究テーマを考える際、この論文中に生じる計算テクニックは避けては通れない!」

と思って読んでいたのですが、先程計算してみたところ、どうしてもうまくハマりませんでした。ちーん。
ただ、修論の時にやった計算と本質の部分は似通っているので、今日の計算がうまくハマらなかっただけだと思います。何かしら次につながるといいです。

上の論文は1991年のものですが、今年も引用されています。

link.springer.com

これも軽く読んでおきたい…と思ったら47Pもあったのでやめます。
やってられるかタコ。

修論審査会後に着手した問題の足掛かりさえふわふわしているので、そちらも早くどうにかしたいのですが、まずは既存の結果をまとめた方がいいかもしれません。というわけで、明日からは論文執筆に精を出します。どぴゅ。

2回もどぴゅどぴゅしたので疲れました。

ロコちゃん「明日も出せるといいね、ハム太郎!」
ハム太郎「へけっ!」

おやすみなさい。