導入
おやすみなさい(睡眠導入ブログ)
三角関数ちゃそです。
いまからちょっとだけカタクルシイ話をします。
僕は放物型微分方程式が専門なので、Googleとかでよく「2階」「4階」と検索するんですけど、そのときにあることに気づいてしまいました。
(カタクルシイ話おしまい)
そうなのです。
Googleのサジェストを鑑みるに、多くの人間が「何回目のデートで告白しようか」をGoogleに聞いているのです。
で、これ、「nかい」(n∈ℕ)で検索しまくれば、世間が
- 何回目のデートまで人間は期待してしまうのか
- 何回目のデートで人間はあきらめてしまうのか
の境界線が見える可能性があります。
今日はそんなブログです。
1かい
「1かい」という言葉から予測される単語は数多ありますが、それらの中に「1回目のデート」は割り入ってきます。やはり初回のデートの緊張感は格別なのでしょうか。
ちなみに「1回目」と検索すると青春ラブコメみたいな雰囲気が漂ってきます。「アオハルかよ」と言ってしまうような初々しさがたまりません。
また、1回目ということもあり、2回目、3回目、...、と繋げたいような『挑戦』の姿勢も見えてきます。帰納法でもn=1が大事なんや。
2かい
先ほども見た「2かい」です。
やはり、「2回目のデート」が入ってきています。
あと、世論の給付金欲しさも半端ないです。金と女は男のすべて。
「二階堂ふみ」とか入ってくるかな?とか思ったけど、「2階堂ふみ」って検索する人間は、多分微分する気しかない輩です。
ちなみに「2階から目薬」は、慣用表現としては「二階から目薬」と漢数字で表記するのが正しいようです。
以降、こんな感じの記述が淡々と続くだけです。
3かい
「3かい」のサジェストでは、「3回忌」やそれに関連した暗い雰囲気が漂っていますが、いよいよ「告白」という言葉が見えてきました。2回目のデートで何かあったのでしょうか。頑張ってほしいところです。
4かい
「4かい」では、女性心理について検索が多いようです。財布として呼ばれていた男性がいい感じに惚れている絵面が想像できてしまいます。
いや、そんなことはない。多分3回目のデートでいい感じだったのに、お互い「今の関係性を壊したくない…」と一進一退のやり取りを繰り返している「実は両想いカップル」が世の中にはたくさんいるのでしょう。そうであってくれ。
5かい
今度は「男性心理」がランクイン。よかった!財布扱いの男性はいなかったんだ!
ここまで全部妄想で書いている
ところで「4かい」から「エレベーターなし」関連がランクインしているのですが、これは「3階までは歩いて昇るけど、4階あたりからさすがに無理」という世論が現れている気がして、好きです。
6かい
「6かい」でもデート関連がランクインしてきます。
個人的には「6階級制覇」関連がもっと来てほしいです(強い男は全人類の憧れなので)
7かい
!?
デートがない!!??
ちょうど話す内容がなくなってきていたので非常に助かりました。
「8かい」以降も見てみると、
といった感じです。
デートが完全に消えてしまいましたね。
ちなみに「10回クイズ しもねた」ですが、
かつての自分がクソだということを思い出して悲しくなりました。
はい。
以上の検証から、世間の
- 何回目のデートまで人間は期待してしまうのか
- 何回目のデートで人間はあきらめてしまうのか
の境界線は「7回目」と言っても過言ではなさそうです。
すごくトリビアの種っぽい
その他(蛇足)
ちなみに、このあと100回まで連番検索&気になる数字を個別に検索したのですが、
- 人類はデートの回数よりもマンションの階数の方が気になる。
- 2桁になると「○回甲子園」「○回紅白歌合戦」「○回××選手権大会」みたいになる。
- 「69かい」はなぜか下ネタ扱いになってサジェストが表示されない。
- 「100かい」はキリがいいので、ドラマや映画が表示されがち。
- 「101かい」はプロポーズしがち。
- 「10000回生きた猫」は贋作。
といったことがわかりました。
ちなみに、今回は「nかい」(n∈ℕ)について検索を行いましたが、より一般のnについては以下の結果が得られています。
個人的には0は自然数ではない立場をとっています。そういった立場の方は攻撃してこないでください(とは言ったものの、「1人1回までチャレンジ可能!」みたいなときは「もう0回やらせて」って言います)
むろん「0かい」ではデートの話題はありません。「0回目のデートだ!えへへ///」って奴がサジェスト汚染するほどいたら、日本の治安はもっと悪いはずですもんね。
デートの話題はありませんが、かわりに本来求めていた微分の話題が出てきます(でも、0階微分って微分していないのでは?)
また一つ、数学とデートの間に溝が生まれてしまった気がします。悲しい。
次は有理数より「1/2かい」。
本当は整数値-1を扱うのが自然な一般化と言えるのですが、Googleは記号「-」をつけると除外検索してしまうので…
で、「1/2かい」も「0かい」同様デートの話題はなく、かわりに微分の話題があります。溝が深まるなあ。
一般に、「○回目」のような回数は離散的にカウントされがちですが、これを連続的にwell-definedな状態で拡張できれば、「1/2回目のデートだ!えへへ///」と言うのも自然と思われる日が来るかもしれません。「1/2階乗」や「1/2階微分」も割と似た発想ですし。何の話をしているんだろう
で、最後に複素数として、「iかい」を検索してみたのですが、
4乗しても「1回目のデートだ!わくわく」とはなりそうもありませんでした。
たくさん撮ったスクリーンショットを削除して寝ます。
おやすみなさい。