あらかじめ
・本ドキュメントにおいて、私に対してマルチ商法の勧誘を行った友人をXとする。
・マルチ商法それ自体は違法ではない。一定の規則を破った時に違法になる。
そのため、マルチ商法自体は悪とは言えない。ゆえに、私はXに対して「お前、それやめた方がいいよ」などの提言をする必要性や看過責任はない。
・マルチ商法にはメリット・デメリットがある。それらを自分なりに解釈したうえで、私はXからの誘いを断っている。
挨拶
はい。
三角関数ちゃそです。
いやあ。
2月ももうすぐ終わりを迎えますが、仙台は今日も雪模様。
春の訪れが恋しい日々ですね。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
本ブログの閲覧者であれば、きれいなイントロは壮大なフリであることと察しが付くかと思います
今回は、タイトルの通りです。
やりとり
※実際はもっといろいろ喋っていますが、個人情報等に触れないように加工しています。
X「今度仙台行くんだけど○日空いてる?」
僕「空きまくってる」
X「××って知ってる?一緒に始めない?」(××:マルチ商法運営会社)
僕「すまんこ」
X「数学の世界に戻る手段として捉えてもらえたらなと思ってた」(原文ママ)
僕(おまあんザマス…)←いまここ(骨川ママ)
感想
究極的には、マルチ商法自体、別にいいんですよ。
やるもやらないも個人の勝手ですし。
そりゃまあ、マルチ商法と聞いて私はあまり良いイメージは持っていませんし。
身近な知人がそういった行為に手を出していることについて、ある意味の虚無は感じますが。
でも、それだけです。
彼はするし、私はしない。それだけ。
いまは、Xに対して斜に構えますが、いつかマルチ商法から手を引いた時に、少し前と同じように接することができればいいんです。
人を嫌わず、行為を嫌う。
これ大事。
はい。めっちゃいいこと言った。
このままブログが終われば、今回いいブログで終わるんじゃね?
というわけで、本来は人間関係に一つの斜光を差す形で、この話は完結する予定でした。合掌。
はい。
元々、わざわざブログにこんなおちゃらんぷぅな記事を書く気もなかったんですよ。
いやあ。でもね。
「数学の世界に戻る手段として捉えてもらえたらなと思ってた」
こちらが引っ掛かりまして。
ゴホン。
あ。あ。
(息を吸い込む)
はあああああああああ!????????
数学の世界だああああああああああ!!!!????!?
ふっざけんなばーーーーーか!!!!!
(ゲホゲホ)
(在宅勤務で長らく大声を出していないので、喉から血の味がする)
時は戻り
僕がまだぴちぴちだったころの話をしよう。
…そう。
大学院1年生のころの話だ。
(僕の中のオズワルド伊藤「…『そう』?」)
当時の数学専攻の同級生のうちのひとり(仮に、彼をYとしよう)もまた、マルチ商法にはまったらしい。
らしい、というのは、私はその実を人伝てに聞いたからである。
※Yとは、現在疎遠です。
え、三角関数ちゃそって身の回りにマルチ商法にはまった人が、XとYの2人もいるの?
僕とYの関係は、いわゆる友達の友達で、僕はYとはたまに話す程度の間柄だった。
それなので、当時は「ぎゃはは、ウケる」「マジぴえんって感じ」「あーね」程度の認識だった。嘘をつくと、僕は当時ギャルだったのだ(ぴちぴちの伏線回収)
…そう。
僕は、この話を聞いたとき、まったく驚かなかったのである。
(僕の中のオズワルド伊藤「…『そう』?」)
というのも、こう言ってしまうのもあれだが、Yは馬鹿だったからだ。
Yは、実に怠慢な奴だった。
講義に出ると居眠り、セミナーは準備不足、そのくせ試験前にアレ教えてだのコレ教えてだのうるさい奴だった。
Yは、たしかに世間一般よりは賢い奴だったかもしれない。
事実、学歴だけ見たら、腐っても旧帝大理系院生だ。
しかし、真剣に数学をやっている(つもりの)僕らの目には、Yはいわゆる厄介者、数学の世界に不要な人間として映っていただろう。
(少なくとも僕はそう思っていた。)
さて。
投資。
僕は投資について詳しくはない。
局所的にみると上下に振動する関数に対して、その大域を予想する
能力が求められるのだと思う。
つまるところ、投資の世界では「数学的なセンス」(と「変数となる経済状況など各種要因への関心・知識」)の優れた人間ほど有利だろう、程度のことは想像にたやすい。
僕は当時、友達と
「どうせYは『君は数学が得意だから、…』といった口車にでも乗せられたのだろう」
と話をした記憶がある。
Yは怠慢な奴だったが、人間味がある奴だった。
だからこそ、皆がレポートを見せたり勉強を教えたりしたのであるわけで。
その周囲の優しさが申し訳なかったのか、自身の不勉強をよく悔いていた。
「自分はなんて数学に向いていないのだろう」と悩みをよくこぼしていた。
そんな彼だからこそ、勧誘に乗って、自身の数学の世界を保とうとしたのかもしれない。
結論として、信用を失ったがな!!ぎゃはは!!
金がなくて困っている人間に「いい儲け話がある」と詰め寄るのと同じだ。
誰がYを誘ったかは知らないが、おそらく数学の世界について、詰め寄ったのではないだろうか?
「Yは人間味があるだけに、心のコンプレックスに付け込まれてしまったんだろうね。」
私は友人と、そんな邪推をよくしたものだ。
現実
はあああああああああ!????????
数学の世界だあああああああああ!!!!????!?
ふっざけんなばーーーーーか!!!!!
ろくに数学もやってねえ奴がそんな言葉使うんじゃねえわアホ!
間抜け!!
タコナス!!
(部屋の隅っこにいたタコ「は、はいッ!!」ビクビク)
(部屋の隅っこにいたナス「」)
ナスは肝が据わってるね!!!
(部屋の隅っこにいたナス「…おうよ」)
クソ!!!!
F**k!!!
■■■■!!
■■■■!!
馬鹿!!
おたんこなす!!
(部屋の隅っこにいたナス「」)
ドジ!!!!
うんちうんち!!
うんちうんち!!
うんちうんち!!
うんちうんち!!
中島みゆきです。
合体ッ!!
「うんちの中に中島みゆきさんが混ざってるぞッ!!」
「これは一体、どうなっちゃうんだぁ~~~~???????????」
燕よ~♪
「ダメーーーーーーッ!!!!」
「中島みゆきさん、存在感強いから、中島みゆきさんだけになっちゃってるよぉ!!!!!!!」
というわけで(どういうわけだ)、昨今ろくに数学をやっていない僕は、数学の世界という言葉を禁止することとしました(なんで?)。
自身にルールを課す。
ここだけ見たらマイト・ガイですね。少年少女青春爆走。
毎回思うけど、なんでこんなにすぐ話脱線できるの?
ちなみに、我が家の本棚には「数学の世界」が広がっています♪
海藤の『禁句』の能力で魂を引き抜かれた僕「正直なところ、数学を持続するのは結構諦めているところが大きくて、現在SEという仕事の中で数学にも触れているのですが、それでは物足りないな~~、とか、今の仕事は…う~~~ん、とか、思っているのですが。そんな状況でも、仮に、数学の世界に戻るなら、マルチ商法とか無関係に、第三者の勧めじゃなくて、自分のやりたい数学で戻りたいし、戻ってるよね~~~。」
蔵馬「…ルールを変えよう」
やっぱり蔵馬は、頼りになりますね。
まとめ
「君の数学の力で大儲けしよう!」
こんな感じの誘い文句を武器にして、マルチ商法に勧誘してくる人がいるんじゃないの?というのは思っていたのですが、それが実体験的に観測できたので、
数学科の人は気を付けてね♪
という注意喚起でした。
まあ、数学科は病みやすいので、付け込まれるのもわからなくはないですが。
万が一、僕と同じ目にあった方は、周囲と相談しながら、しっかりと考えて欲しいと思います。
はい。
この本筋に至るまで、うんちや中島みゆき、海藤など多くの脱線があったことを深くお詫びして、今回のブログの〆の言葉とさせていただきます(うたのおねえさんと手でアーチを作りながら)。
ちゃんちゃん。
追記
冒頭のやり取りにて、
X「今度仙台行くんだけど○日空いてる?」
僕「空きまくってる」
と返したのですが、そんな予定スカスカで友達のいない僕がマルチ商法やるなんて、そんなアツいどんでん返しあるわけねーだろ!!(頬を伝う涙)
TO BE CONTINUED...